「ちゃあべえ」と「はなちゃん」

−−「ちゃあべえ」の生い立ち−−
今家に居ます猫がやってきた同じ年の7月ごろ
久御山町の田の脇の水路際のゴミの中に
まだ目も見えていない子猫が捨てられていました。
割り箸半分ほどの細さの手を前に出しまして
ニャアーニャアー(助けて?!)と・・・・
「帰るまでまっときや」とトラックのクーラーを入れましてねえー
(こんな可愛そうなことをする人間はきっと天罰が下ります!!!)

さあーそれからが大変で、子猫用の粉ミルクと哺乳瓶購入です。
(牛乳はカロリーが低いのでダメなんです)
ツバメの排便ならぬオシッコです。(注:ツバメの飼育記を読んでメール下さいました)
やりました〜ティッシュをぬるま湯で濡らしましてトントンと・・
チンチンやったんですねえ。
何ヶ月か後に雄とわかりました。
ミルクのあとは人間と一緒で背中をトントンすると、ゴーっとゲップをしましたー。
自然なまま(室内だけにせずという意味です)に育てまして
明くる年の2月2日に家出しました。
イヤ、忘れもしない大雪の夜でしたねー。
そのあくる日がヒッコシやったんです。
その後1週間、まえの家に探しに行ったのですが見つからないままでした。
今もどこかで元気にいてくれると信じています。
命の大切さを教えてくれました。

「はなちゃん」

実は「はなちゃん」もうちで生まれた子ではありません。
お母さん猫が、お隣の家のシャムでお父さん猫は「はなちゃん」と同じ
パンダ模様の野良さんです。
ところが母猫が子猫4匹を、だんだんと、うちの家に連れてくるようになりまして、
そのうちに親の姿が急に見られなくなったんです。
4匹が鳴きながら探しているようなのですが、、その日が最後で見ることはありませんでした。
(元気でいて、やってかなーと)アレ?。

昔の百姓家ですので、表も裏も開けっぴろげでしたしねえ〜
飯台で晩ご飯食べてるときでも土間に他所様の猫が座っているんです。
いや、昔のことです。
今は、なかなかこんなことはありません。

伏見の百姓様より。