直るかな?

昨年、諦めかけたファンヒーターですが、何とか1シーズン持ちこたえてくれました。
ところが、今回出したら点火してくれませんねん・・・・・・
いよいよ、お払い箱かなと思ってたんですが、やることだけはやっとかんと気持ちが悪い。
ファンヒーターもきっとそう思っているはず????迷惑やて?そやろか・・・・

症状は、点火に至るまでに不調な箇所があってセンサーが働いて停止しているようです。

昨年もシーズンはじめは愚図ってその後、何とか動いた程度でしたんで心当たりは有ったんですわ。
そんなことで、例によって分解です。

カバー外して気になる所をばらしましてん。
カタツムリみたいな物の中に吸気のファンが入っているようです。
それを回すモーターがご機嫌斜めを通り越して回っていないようでした。
昨年もゴロゴロ言ってましてん。
そんなことで今回はその辺を重点的に点検です。

横に見えてるホースは掃除の必需品!掃除機です。

ファンヒーターの中はものすごい埃です。
日頃掃除すると言っても外側だけが主ですから中までは手が回ってませんわね。

このファンヒーターは奥方が来る前に購入したものですんで古いと言えばかなり古いです・・・
それだけの年数働いてくれたんで、埃もたまって当たり前ですわ。

ファンを回すとちょっと重いしゴロゴロ言いますねん。
アララ・・・ベアリングでも入ってるんやろか?それやったらたぶんアウトやなぁ〜と思いながら埃を落としましてん。

たぶん今回の主役?燃焼室用の吸気ファンのモーターです。
ちょっと掃除してから写真撮ったのでそれなりですが、取り出したときはまるでゴミ?埃の固まりのような感じでした。

シャフトには一枚の板を挟んで二枚の水車みたいなファンが付いていました。
カバーには回転検知のセンサーも付いてました。
ファンは錆や埃でなかなか取れなかったのですが、いつものようにCRC5−56をふりかけてしばし我慢の子です。

モーター単体になってヤレヤレです。

軸受け本体、軸受け?ばらした後、せっせとお掃除しました。
軸受けはメタルでしたんでラッキー?
結構良い部品を使っているようですわ。
何せ昔のやつですから今のようにはめ殺しになっていないのが嬉しいです。
軸受けの所はメタルを受ける所が球状で角度が変わっても良いような物が付いてました。

とりあえずその辺を徹底的にお掃除です。

CRC振りまいて歯ブラシでゴシゴシ、ゴムの部品も付いてますんで、それなりにやりました。

結構綺麗になったような気がします。
シャフトを指で回したら軽やかに回るようになりました。

その他も一通り掃除が済んで組み付けです。
これがまた大変・・・・しっかり覚えないままばらしてしまったのです。
方向や角度を付いてたときの姿を思い出しながらネジを締めていって何とか仮組が出来ました。

前面のパネル、上の水入れ?を付ける前に試運転ですわ。

何せ間違ってるとやり直しですから、出来るだけ運転に必要な物以外は付けてません。

ドキドキしながらスイッチON!
このファンヒーター点火までかなりの時間が掛かります。
4〜5分してレベルゲージが一杯になるといよいよ点火です。

どないやろ?不安と恐怖の瞬間ですわ。

いつもより静かな感じでスパークの音が聞こえます。
その後ボワァ!と点火しました。

まだ油断できません、後方からの送風ファン(熱風を送り出す方です)が回るかどうか?
カラカラカラカラ・・・変な音がします。
そく運転スイッチ押して止めました・・・・・・・・・
そう何時も旨くいくはずがない。

組み付け時の歪みかもしれませんのでもう一度ばらして確認、今度こそ!
冷や冷やモンでスイッチON・・・・・・
レベルゲージが一杯になって点火、その後カラカラ音もなく正常運転になったようです。

ヤッタ〜〜〜!!!これでたぶん今シーズンは大丈夫?

儲けが少ないんで、こんなところで節約せんとアカンのですわ、嬉しいような悲しいような・・・・・
頼んまっせファンヒーター君。