NECのPC-GL227RGAV備忘録
(2020/1/20)

1.バッテリー・リフレッシュ&診断ツールのこと
2.インテルR ラピッド・ストレージ・テクノロジーのこと
3.インテルR スマート・レスポンス・テクノロジーを有効にする(2020/1/22に追記です)
4.↑の追記の追記というか、訂正です(2020/1/27)

2019年12月の末頃に頂いたPCです
多分ですが、2012年10月25日発売のLaVie G タイプSです。

仕様は
CPU インテルR Core? i7-3632QM プロセッサー
チップセットモバイル インテルR HM77 Express
メインメモリ 16GB(DDR3 SDRAM/SO-DIMM 8GB×2、PC3-12800対応、デュアルチャネル対応)
ドライブ:ハードディスクドライブ 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)(約32GB SSDをインテルR スマート・レスポンス・テクノロジー機能として使用)
BD/DVD/CDドライブ:ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)
です。

ご本人がおっしゃるにはスイッチオンでBIOSのパスワードの入力画面になり
覚えの有るパスワードを入れても蹴られてしまい、結局Windowsが起動できないということでした。
NECのサポートとチャット?みたいなやり取りもしたが、ダメだったので諦められたらしいです・・・。

そんなことで、廃棄?のPCが届いたので電源をつないでスイッチON、アララ?なんとなくですが、Windows起動中に
パスワードを求められているような感じです。

そこで、電源長押でOFF、再度ONで「F2」押してBIOSを起動、アララ・・・ちゃんとBIOSは起動しますし
セキュリティー項目のパスワードはすべて「クリア」でした。
これなら、リカバリーでなんとかなるかも?と思いまして、多分このPCの取説だと思われるのに従い、リカバリーしました。
結果は成功でして、無事Windows8が立ち上がりました(喜)

その後、Windows 10にアップグレードするため?WindowsのUpDateをして、8.1にアップグレイドしました
続いて、またまたWindowsのUpDateで最新にして、やっとWindows 10(1909)にアップグレイドしまして、やれやれです。

一段落後、バッテリーは大丈夫かいな?とバッテリ・リフレッシュ&診断ツールを実行すると38%くらいで休止状態になり失敗します・・・
ユーザーが休止状態にしたようなメッセージが出ますねん、私何もしてません・・・。

NEC関係のサイトで調べてPCの放電とか書いてあることを色々試してみましたが、結果はダメでした(涙)

他に情報がないかなと検索していましたら。
バッテリ・リフレッシュ&診断ツールを実行中のときの
電源オプションで「バッテリリフレッシュ」の設定が可笑しいような記述を見つけました。
アプリを実行すると、電源オプションが自動で変わるようですねん。

そんなことで、アプリを実行中に、詳細な電源設定の変更から「バッテリ」の項目で「バッテリ切れの操作」
「電源に接続:何もしない」に設定で成功するようになりました、やれやれですわ。
これですが、いちいち変更しないとダメなようです・・・覚えててくれません(涙)
天下のNECさま、お願いしますわ!

そうそう、作業にはかなり時間がかかります、5時間弱やったような気がします。

***************************************************

続いて・・・

近所の方のPCでWin7を10にアップグレイドを頼まれていたので、やってましたら、HDDが危険な状態になっていました。

今回は、なんとか難を逃れWin10のアップグレイド後SSDにクローンして入れ替えまして事なき?を得ました。
その経験から、LaVieにCrystalDiskInfoをインストールしてHDDの状態を見てたら、ディスクの管理にも出てこないSSDが表示されました。
一体これは何やねん?と思って検索していましたら、Intel Smart Response Technologyと言うようなものに使用されているようです。

SSDをキャッシュの場所として使うらしいです
HDDにしては起動も早いし、アプリの立ち上げも早いなと不思議に思っていたんです。

頂きものですので、何も知らず、リカバリーして使っていたのですが、こんな仕掛けがあるなんて、ビックリでした。

その後、検索で「Intel Smart Response Technology」のことを調べてましたら
一過性の?テクノロジー?といいますか、SSDが劇的に安価になり、すでに終わっている感じのテクノロジーという感じで書かれているところもありますが
イマイチよく解りません・・・・。。

BIOSでRAIDの項目?もあるようなのですが、そのものスバリのマニュアルを見つけられずにいます。

また、「LaVie Gシリーズをご購入いただいたお客様へ」を見つけ
探したのですがIntel Smart Response Technologyの箇所で説明と同じような画面(項目)はこのPCでは出てきませんでした・・・。

そのまま使うか、今どきですので、HDDをSSDに交換してHDDは外付けのケースに入れて使うか迷っています。

でも、気になったのが、説明書の中の
「キャッシュの解除とリセット」の部分でして

次のような作業を行う場合は、一度、インテルR スマート・レスポンス・テクノロジーの解除とリセットを行ってください。

・WindowsフォルダやCドライブを復元する場合
・「スタートアップ修復」や「システム復元」で復元する場合
・RAIDドライバやRAID BIOSの更新を含むBIOSのアップデートを行う場合
・修理に出す場合
などと書いてあります。

・市販のバックアップソフトでシステム領域をリストアする場合も多分そうなんやろね?

バックアップをとっていてもなんとなく嫌な感じがするんですよ・・・。
多分ですが、一度経験しといたほうが良いやろなと思いました。

そんなことで、Intel Smart Response Technologyを解除する方法を探しました。
前述の「LaVie Gシリーズをご購入いただいたお客様へ」の中の記述には、このPCでは出てこない設定があり、当てになりませんです。
ネットを探しても、それらしきものは見つかったのですが、途中から設定画面が違ったりして、そのものズバリは見つかりませんでした(涙)

仕方ないので、それらしき情報を何個か集めて、勝手な判断でキャッシュの解除を試してみました。
BIOSが絡むのでドキドキでした(笑)

とりあえず
1..電源を入れる
2.NECのロゴが表示されるところで、F2を連打してBIOSに入る
3.詳細タブを選択
5.Intel(R) Rapid Storage Technologyの行を選択し、Enter



6.Intel(R) Rapid Storage Technology画面になる


7.DISK ID 0, RAID0(Stripe), 931.5GB, Normalを選択しEnter


8.続いてRemove Accelerationを選択してEnter

9.なにか聞いてくるので「Enter」


10..Intel(R) Rapid Storage Technology画面に戻る
RAID Volumes:
Volume_0000, RAID0(Cache), 29.8GB,Availablelを選択でEnter


.11.Deleteを選択してEnter


12.なんか聞いてくるので「Enter」


13..Intel(R) Rapid Storage Technology画面に戻る


14.Intel(R) RST 11.5.0.1582 SATA Driveの画面で
***********************************************
Non-RAID Physical Disks:
Port 0, TOSHIBA MQ01ABD100 Y2LAPOBOT, 931.5GB
Port 1, SanDisk SD5SF2032G1015E 123904402665, 29.8GB
***********************************************
になっている。

あとはESC
.BIOSに戻る
.F10
.設定の変更を保存して終了しますか?
.はいを選択してEnter
これで多分「キャッシュの解除とリセット」ができたと思います。
Windowsを起動してみると普通にHDDという感じの速度でした(笑)

キャッシュを有効にする場合は、どうするのか?また調べてみますわ・・・・。

(2020/1/22)キャッシュを有効にする為の追記です

その方法ですが、「LaVie Gシリーズをご購入いただいたお客様へ」の中にある説明とほぼ一緒でした。
ちょっとだけ違ったのは、NECのサイトから、新しいと思われるドライバをダウンロードして更新をしたくらいです。

キャッシュを有効にするには、GUIが必要らしく、これは、ダウンロードしたドライバフォルダの中にインストールするiata_cd.exegaがありました。
注釈によると、C:\DRV\IRST\iata_cd.exeという形で保存しておいてくれと書いてありました。
それで、iata_cd.exeを実行しますとインストールされます。

あとは説明にあるように従っていきますと、無事キャッシュが有効になりました。
これで、いざ不調のときなどは、無効にして修復など出来ますので、やれやれというところです。

ここで訂正です。
上記の「ちょっとだけ違ったのは、NECのサイトから、新しいと思われるドライバをダウンロードして更新をしたくらいです。」は余計やったのかも?
使っていても速さは感じないんです・・・。

そんなことで、キャッシュの解除とリセットをして、再度挑戦と思ったのですが、Windowsが起動しないループに・・・・・
仕方ないので、バックアップを復元したところ、HDD単体で動く感じで復元できました。

このままでは悔しいので、なんとか以前のキャッシュが効いた状態に戻したいと試行錯誤です。

1.元々のC:\DRV\IRST\iata_cd.exeのiata_cdを実行して古いドライバにしました。
2.GUIで高速にしまして再起動、でも、何故か早くなりませんでした・・・(涙)
3.デバイスマネージャーの一番下「記憶域コントローラー」下の
  「intel****** Controller」で「ドライバーの更新」→「ドライバーソフトウエアの最新版を自動検索」
  を試してみたところ、これが当たりやったようで、再起動後体感できるほど変わりました。

CrystalDiskMarkで測定したら、Readの数値はかなり変化していました。
------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 7.0.0 x64 (C) 2007-2019 hiyohiyo
Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
------------------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 222.929 MB/s [ 212.6 IOPS] < 37469.75 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 223.374 MB/s [ 213.0 IOPS] < 4692.02 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 171.886 MB/s [ 41964.4 IOPS] < 12179.23 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 23.638 MB/s [ 5771.0 IOPS] < 172.74 us>

[Write]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 75.903 MB/s [ 72.4 IOPS] <109751.75 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 75.717 MB/s [ 72.2 IOPS] < 13818.42 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 92.135 MB/s [ 22493.9 IOPS] < 22701.37 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 38.519 MB/s [ 9404.1 IOPS] < 105.61 us>

Profile: Default
Test: 1 GiB (x5) [Interval: 5 sec] <DefaultAffinity=DISABLED>
Date: 2020/01/30 17:06:31
OS: Windows 10 [10.0 Build 18363] (x64)

HDDからSDD程では無いにしろ、元々ついている1TBのHDDをそれなりに使えるのなら、しばらくはこれで行こうかなと思ってます。
キャッシュの解除リフレッシュとか経験しましたので、アカンと思ったらHDDをSSDに変更で
HDDは外付けで使えば無駄になりませんもんね、それに、USB3.0は結構早いと思っています。

そうそう、ドライバーの更新をしたところ、先程インストールしたGUIを起動するとエラーが出ます
どうやら、アンインストールしておいたほうが良いようです。

しかし、ややこしいのが、名前ですね・・・。
インテルR スマート・レスポンス・テクノロジー ユーザーガイドからの引用です
インテルR スマート・レスポンス・テクノロジーとは、インテルR ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテルR RST) の一機能です。
コンピューター・システムのパフォーマンスを向上させるキャッシュ機能に関するテクノロジーです。
インテルR RST では、ハードディスク・ドライブとシステムメモリー間でキャッシュメモリーを使用するように
ソリッドステート・ドライブ (SSD) 搭載コンピューター・システムを設定します。
インテルR RST は、単一ドライブレターのソリューションとして機能します。キャッシュとして使用される SSD デバイスに別のドライブレターは必要ありません。

ということですが、何が何やら???